loisir connect地域連携の取り組み
南城市の美味しいを届ける『南城市マルシェ&ビュッフェ』#オキナワは美味しい01
2024年03月01日(月)
県産食材の素晴らしさを、料理と農家さんとの交流から感じていただければと、地域とのコラボによるビュッフェ料理の提供と、農家さん直売によるマルシェを企画しました。
一般社団法人南城市観光協会に協力いただき、ロワジールホテル 那覇の副料理長兼中国料理料理長の三澤 陽一シェフ、和食料理の名嘉村 健シェフ、洋食料理の古波蔵 士シェフの3名で、南城市の生産者の生産現場に伺いました。
沖縄本島南部に位置する南城市
沖縄本島野南部の東海岸に位置する南城市。「斎場御嶽(せーふぁうたき)」をはじめとする史跡、さらに美しい海や豊かな森などの自然も広がる観光にも人気の地域です。
大田さんのクレソン畑
森の中を進んだ先に、大田さんのクレソン畑が広がります。
綺麗な水のあるところで育つクレソンですが、南城市は湧き水も豊富。清らかでミネラル豊富な湧き水で育った大田さんのクレソンは、歯ごたえもよく、クレソン特有の辛みが爽やかに感じられます。
「そのままサラダでも美味しいし、お浸しもいい。辛みが苦手な子供には少し湯がくといいよ。豚肉と一緒にお鍋にすると美味しいよ」と、大田さん。
「水源あるから見ていって~」と案内いただいた先の湧き水。ぼこぼこと湧き出る豊富な水が、味わい深いクレソンを育んでいます。
普天間さんのサヤインゲン
祖父の畑を継ぎ、公務員から農家に転身した普天間さん。日々丹精込めて育てたサヤインゲンは、花と食のフェスティバル2024・サヤインゲン部門で銀賞を連続受賞するなど高い評価を受けています。
ビニールハウスの中では複数品種のサヤインゲンを栽培しており、育ち方の違いや味わいについて説明いただきました。サヤインゲンも品種によって「関東風・関西風」があるのだそう。「地域によって好まれるサヤインゲンの味わいがある。品種ごとに味が違うので、ぜひ食べ比べて感じてもらいたい」と、笑顔で教えてくださいました。
沖縄愛の溢れるジョンさんのチーズ
ジョンさんのチーズは、県内ホテルやデパート、高級レストランからもお呼びのかかるほど大人気。お店に行くと、南城市大里の無農薬バジルを使った「大里バジル」や、泡盛の黒麹菌を使い100%沖縄素材でできた「琉球クラウン」等、こだわりたっぷりのチーズが所狭しと紹介されています。
使用している牛乳も南城市内ののどかな牧場で育てられた乳牛。愛情込めて丁寧に育てられた美味しい牛乳を新鮮な状態で加工できるよう、牧場のすぐ隣にチーズ工場が作ったのだそう。
「うちのチーズは最高よ!」と、明るくお迎えしてくれたジョンさん。
チーズへの愛、沖縄への愛がたっぷりのジョンさんのチーズ。優しいコクが広がります。
スナックエンドウなど多彩な作物を育てる石崎さん
多様な品目の野菜を育てる石崎さん。料理人の方とも交友があり「この野菜が欲しい」と要望があれば、沖縄では栽培されていない野菜でも栽培に挑戦されているそうです。
そんな石崎さんの育てるスナックエンドウを採っていただくと、生で皮ごと食べても柔らかく、はっきりとした豆の甘みと、シャキシャキとした歯ごたえが感じられました。
沖縄の海の恵みと愛情たっぷりで育った板馬の車海老
養殖車海老の生産量日本一の沖縄県。南城市の板馬養殖センターでも自然の中で愛情たっぷりに車海老が養殖されています。
板馬の車海老は飴色・褐色の色味と海老本来の甘みが深いのが特徴。シェフも新鮮な車海老をいただくと、濃縮された旨味が広がりました。
美味しい板馬の車海老は高級ホテルや料亭でも利用されるだけでなく、活きたまま贈れるので、遠方にいる大切な人へのサプライズプレゼントにも人気があるそうです。
出荷前の生簀で、ぴちぴち跳ねる活きが良い車海老。
車海老のサイズを見分けるのにも熟練の技術が必要なのだそう。
南城市の魅力ある食材を詰め込んだ料理を楽しむビュッフェへ
実際に現地で感じた美味しさ・想いを伝えられるよう、それぞれのシェフが特別な料理に仕立てました。またそれらのお料理を存分にお楽しみいただけるよう、レストラン オールデイダイン グ フォンテーヌのランチ・ディナービュッフェにて2023/3/1~4/30の期間、『南城市フェア』を開催いたしました。
農家さんから直接新鮮野菜を購入できる南城市マルシェ開催
南城市の農家さんから直接採れたて食材をお買い求めいただけるマルシェを、ビュッフェ期間中週1回開催。作った農家さんだからわかるおすすめの食べ方等を聞きながら、お客様にも楽しく購入いただき、農家さんとお客様の交流がうまれていました。
『オキナワは美味しい』
ロワジールホテル 那覇の料理が美味しいのには理由があります。それは農家さんの技術と想いが詰まった食材があり、食材の魅力と想いを届けたいシェフがいるから。
ロワジールホテル 那覇では、「オキナワは美味しい」をスローガンに、沖縄の美味しい食がいつまでも続くよう、食の魅力を訴求し、食を取り巻く様々な人たちとの繋がりをつくる取り組みを進めています。
株式会社ロワジール・ホテルズ沖縄は農林水産省が実施する「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」推進パートナーです。